サブスクのために作ったのに、世界は単品で売っていた

前回の最後に、ひとつ気づいてしまったことがある、と書きました。
その前に、僕がいま何を急いでいるかを書かせてください。
早く海外に出したい
僕は、SubPro を早く海外に広めたいと思っています。
理由は、柔術の英語圏の力が強すぎるからです。
一つは、非英語圏に教則が届いていないことを、英語圏の人たちが知らないこと。知っていても、市場として小さいので無視されています。
もう一つは値段です。英語圏はアメリカが中心なので、教則がそもそも高い。日本人から見ると、1本あたり日本の倍くらいの値段がします。その値段に合わせて売られると、正直、日本人にはなかなか買えません。
サブスクより、単品売り
ここで、前回の話に戻ります。
SubPro は、サブスクリプションのために作ったものです。月額で会員になってもらって、ライブラリを見てもらう。
ところが世界の柔術教則のシーンを見ていると、僕が見てきた範囲では、まだサブスクより単品売りの方が多い。特に非英語圏では、1本ずつのオンデマンドで売っている人が多いと気づきました。
実は SubPro でも、単品売りはできました。でも、そこはあまり重視していなかった。
さあどうしよう、と急に思い始めて、作ることにしました。SubPro オンデマンドのページを作って、単品売りのサービスも始めます。
プランは3つ
SubPro オンデマンドでも、SubPro プレイヤーが使えます。字幕と吹き替えも使えます。そのうえで、プランを3つ用意しました。
- ストア(月 2,980円) 一番安いプランです。言語は特にいじらなくていい人向け。動画を置いて売れて、買った人はダウンロードもできます。
- ストリーム(月 5,980円) 買った人が、SubPro プレイヤーで見られます。
- ワールド(月 14,800円) SubPro プレイヤーに加えて、字幕と吹き替えで言葉を変えられます。言語の数に制限はありません。
上のプランに行くほど、置ける容量と、月に配信できる量が増えます。どのプランでも、売上からは一切取りません。
プランは、月に何本売れるかで選ぶものだと思っています。

一番安いストアは、小さく始めたい人向けです。単品で売る場所として、これまで多くの人が Vimeo On Demand を使ってきました。その Vimeo On Demand が、11月20日で終わります。次をどうしようと困っている人は、世界中にいると思います。そういう人にもすすめたいプランです。
Patreon や Skool のような場所はあります。でも単品で売るなら、これといったサービスがない。僕はそう思っています。
これで SubPro は、サブスクだけ、単品だけ、その2つを組み合わせたもの、の3通りで使えるようになります。

中央集権の終わりが始まっている
ここ最近の僕の動きは、需要を見てやり方をどんどん変えていくことでした。
その中で、だんだん見えてきたことがあります。
マーケットはアメリカだけではない。プラットフォームも、BJJ Fanatics のような大きな場所だけではない。中央集権型の終わりが、もう始まっている気がします。
それぞれが自分の発信基地を持って、自分の SNS で、自分の教則を売れる時代です。しかも SubPro オンデマンドを使えば、それが世界の人にわかる言葉で届く。
そして、アメリカの半分くらいの値段でも成り立ちます。日本やブラジルの人たちなら、アメリカの値段の半分でも十分に利益が出る。お金の価値が違うからです。
でも、だからといって中身がしょぼいわけではありません。
教則の世界は、これから変わっていくと思っています。その一端を担えたら、と思っています。
英語版は Substack で公開しています。
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