「あの人といえば」を、つくる
柔術やグラップリングの選手を見ていて、いつも思うことがあります。
ブランディングのことを、みんな知らなすぎる。
今回は、その話をします。

01 うまくいくと、何が起きるか
先に、いいことから書きます。ブランディングがうまくいくと、選手にはこういうことが起きます。
- セミナーに呼ばれる
- セミナーの値段が上がる
- 試合が組まれる
ほかにもあります。選手にとって、いいことがかなり多い。
02 ブランディングとは何か
じゃあ、ブランディングとは何なのか。
その選手が持っているイメージを、倍にするための策です。
策というのは、たとえばこういうものです。
- 取り組み
- 一個一個の発言
- 着る服
- トレードマーク
どれも、一つのイメージにつながっています。目に見えるイメージもあるし、言葉のイメージもある。
それをどんどん出していくと、「あの人といえば、こんな人」になる。その人の人となりを、見ている人の記憶に刻むための装置。それがブランディングです。
03 上にいるのは、イメージづくりがうまい人
わかりやすいのは UFC です。
頂点にいるような選手のトラッシュトーク。あれも言ってしまえば、一つのブランディングです。この人はこういうことを言う。この人はこういう格好をしている。それを出し続けるから、覚えられる。
UFC でトップに行くには、やっぱりそれも要るんだと思います。日本だと特に、強さとは別のところで、そういう面白い人が起用されがちです。
グラップラーも同じです。上にいるのは、やっぱりそれがうまい選手です。
もちろん強い。強いうえに、発言が面白い。やっているブランドにオリジナリティがある。所属しているチームの名前が面白い。そういうイメージづくりができています。
04 一人でやるものではない
ただ、どうやっていいかわからない選手が多すぎます。
しょうがないんです。練習ばかりしてきた柔術家やグラップラーが、イメージを意図して使いこなすのは難しい。当たり前の話です。
でも、そこを担ってくれる裏方がいる選手は強かった。やっぱり人気が出ます。
要は、チームで考えるんです。ここの発言はこうしましょう。今回はこういう戦略でいきましょう。一人ではなく、チームで動く。
05 僕がやってきたこと
僕は日本国内で、柔術の選手のブランディングをわりと手がけてきました。
SNS での発言のしかた。どうやったら有名になれるか。それを一緒に考えたり、動画を作ったり、SNS 用の映像を作ったり。そういう手伝いを、長年やってきました。
なぜ手伝うようになったのか。
僕はブロガーですが、その前は音楽レーベルを経営していました。アーティストを世に出すために、その人の持っているイメージを、どうしたらもっとわかりやすく伝えられるか。それを毎日考えていました。
その経験があるので、わかるんです。この人だったら、こうしたら面白い。
みんなに同じ動きをさせるのではありません。その人だったら、です。だから、発言の方向を決めたり、こういう企画をやりましょう、こういう映像を出していきましょう、と言える。
06 いちばん大事なのは、統一感
ここが大事なところです。
ブランディングでいちばん重要なのは、統一感です。
この人はいつもこういうことを言うから面白い。そういう一つの偏りを、作ってあげる。
いまは SubPro でも、同じことをやっています。SubPro は一種のメディアです。このグラップラーだったら、こういうイメージでしょう。それを、選手のサイトを作ることで形にしています。
07 得意な人を、一人見つける
僕が言いたいのは、こういうことです。
選手がブランディングまで手が回らないのは、よく知っています。所属しているジムのオーナーや先輩に、それができるとも限らない。
だから、得意な誰かを見つけたほうがいい。
だいたい、ジムに一人くらいはいるんです。そういうのが得意な人が。
どういう人か。コンサルティングをやっているような人です。
コンサルにもいろいろいます。その中でも、集客のコンサル。特にウェブで集客ができる人には、一つ特技があります。その人のイメージを、わかりやすく伝えることです。
同じことなんです。
その人のポテンシャルの、どこが他と違うのか。何が得意で、何が苦手か。この人だったら、何を叶えられるのか。それを見抜いて、わかりやすく伝える。
それができる人を、見つけ出してください。
自分のイメージをどう形にするか。迷っている選手や先生は、ぜひ SubPro に相談してください。
僕は日本人ですが、英語でのやり取りはまったく問題ありません。チャットならとても速いです。WhatsApp でも何でも対応します。話すのは、少し遅いですが。
SubPro CEO
Hiromichi Fujiwara (藤原寛倫)